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好きな豆を選んで、自宅で一杯のコーヒーを淹れてみる。興味はあっても、細くお湯を注ぎ続けるハンドドリップは少し難しそうに感じます。そんな入り口で手に取りたくなるのが、HARIOの「浸漬式ドリッパー スイッチ」です。
粉をお湯に浸してから、スイッチを押してコーヒーを落とす仕組みです。注ぎ方に集中し続ける負担を減らしながら、豆や粉ごとの風味の違いを楽しめます。一杯を作る200mLか、もう少したっぷりの360mLか。まずは普段のカップに欲しい量から選びましょう。

お湯に浸して、スイッチで落とす
通常のハンドドリップでは、お湯を注いでいる間も下へコーヒーが流れていきます。スイッチは底の開閉機構でお湯をため、粉を浸してから抽出できます。説明書の基本手順では、約2分浸したあとにスイッチを押します。
押したあとは指を離しても開いた状態を保つため、最後まで押し続ける必要はありません。次に使う前には、スイッチを閉じた位置へ戻します。粉の量や浸す時間をそろえて、自分好みの味を探したい人にも取り組みやすい方法です。
ただし、豆の種類や挽き目、湯量によって味は変わります。スイッチを押せば誰でも同じ味になる、とまでは考えないほうがよいでしょう。また、約2分は浸す時間であり、湯沸かしや準備、落ち切るまでを含めた全体の所要時間ではありません。
仕組みと基本手順:SSD-200取扱説明書(PDF)1ページ、SSD-360取扱説明書(PDF)1ページ。本記事では味や抽出時間を独自に測定していません。
「200mL・360mL」は出来上がり量。注ぐ量とは別
200mLモデルは、小さめのマグやカップで一杯を楽しみたい人に向いています。大きめのマグを使う方や、少量ずつ二人で分けたい場面なら360mLも検討できます。360mLを半分に分ければ計算上は180mLずつですが、実際の出来上がり量には差が出ます。
| 比べる項目 | 200mL | 360mL |
|---|---|---|
| 品番 | SSD-200-B | SSD-360-B |
| 出来上がり量の目安 | 約200mL | 約360mL |
| 説明書の基本分量 | 中細挽き20g・湯約240mL | 中細挽き36g・湯約440mL |
| 浸す時間の目安 | 約2分 | 約2分 |
| 指定の紙フィルター | HARIO V60用02 | HARIO V60用03 |
| 幅×奥行×高さ | 118×115×133mm | 136×136×152mm |
大きいモデルでは、一度に用意する粉とお湯も増えます。「大きいほうがお得そう」という理由だけで選ばず、一度に飲む量と使う粉の量を考えると決めやすくなります。手持ちのV60用のペーパーを使いたい場合も、02か03かのサイズを確かめておきましょう。
分量・出来上がり量・フィルターは各説明書の基本手順。寸法はHARIO NETSHOPの製品サイズを使用しています。確認した楽天掲載の360mL寸法とは相違があるため、メーカー掲載値を基準にしました。メーカー欄の500g・600gは個箱込み重量であり、本体重量としては扱っていません。
本体のほかに、粉・お湯・受ける器を用意する
スイッチ自体は電気を使わない抽出器具です。お湯を沸かす道具や、コーヒーを受けるサーバーなどは別に必要になります。付属品を確認したうえで、粉を量るはかりと時間を計るタイマーを用意すると、説明書の分量を再現しやすくなります。
お湯を沸かす道具も選ぶなら、The PotとMoonKettleの湯量・温度設定の違いを確認できます。
コーヒーミルを一緒に買うかは、使い始めてから考えても遅くありません。まずは中細挽きの粉を用意すれば、家で豆を挽く工程なしで始められます。豆のまま購入する場合は、別途挽く道具が必要です。
本体にはペーパーフィルター40枚が付属すると案内されています。使い切ったら、サイズに合うペーパーを補充します。サーバー付きの「SSD-5012-B」などは別のセットですので、本体のみの商品と価格を比べる際は同梱物を確認してそろえましょう。
日々の費用を考えるなら、粉の購入価格÷袋の内容量×使う粉の量+紙1枚分が材料費の目安になります。例えば200mLモデルの基本分量なら、粉20gを使って計算できます。湯沸かしや洗浄の費用、本体代は別です。粉の値段が変われば一杯の費用も変わるため、カプセル式より必ず安いとは限りません。
付属紙と品番:メーカー製品ページ。分量は各取扱説明書。費用の式は編集部による比較方法で、特定の豆の実売価格や節約額を示すものではありません。
紙で粉をまとめられても、底の部品まで手入れする
使った粉をペーパーごと捨てられるのは、ペーパーフィルター式ならではの手軽さです。一方でスイッチには、ガラス本体、ホルダー、レバー、ステンレス球があり、一体型のドリッパーと比べると確認する部品が多くなります。
両サイズとも説明書では部品を取り外して洗えると案内されています。手洗いでは中性洗剤と柔らかいスポンジを使用し、研磨剤入りの道具は避けます。食器洗い乾燥機も使用できますが、食洗機側の取扱説明書もあわせて確認してください。
特に、小さなステンレス球を紛失しないよう注意が必要です。この球がないとお湯をためることができません。組み直すときはガラスをホルダーに正しくはめ、スイッチの動作も確かめます。分解や組み立ては説明書の図を見ながら進めましょう。
サーバーなどに安定して載せてからお湯を注ぎ、湯が入った状態でドリッパーを持ち運ばないことも大切な使い方です。スイッチを強く押しすぎると倒れるおそれがあるため、台所で落ち着いて操作できるスペースを確保しておきましょう。
洗浄・組み立て・扱い方:SSD-200説明書2ページ、SSD-360説明書2ページ。すべての注意事項を列挙したものではありません。
自分で粉を選ぶ楽しさを、毎朝に入れられるか
粉を量り、お湯を沸かし、抽出を待ってからスイッチで落とす。そのひと手間を楽しめるなら、スイッチは家でコーヒーを淹れるよいきっかけになりそうです。一杯ずつ淹れるなら200mL、普段の器が大きめなら360mLと、出来上がり量を基準に考えてみてください。
計量やお湯の準備にかける手間をなるべく減らしたい場合は、機械に任せる方式も比較対象になります。UCCドリップポッドDP3の記事では、カプセルと市販の粉の使い分け、継続費用、お手入れを整理しています。朝の支度を見直したいときは、レコルト自動調理ポットの通常・ラージ比較もあわせて参考にしてみてください。
サイズと同梱物をそろえて、販売条件を確認する
Amazonは200mL・SSD-200-Bのページと360mL・SSD-360-Bのページ、楽天は200mL/360mLを選ぶ公式ショップのページです。楽天で200mLを選ぶとAmazonの200mLと同じ品番になります。サーバー付きセットとの取り違えに注意し、販売元・送料・在庫も確認してください。
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HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ360 SSD-360-B|360mL
出来上がり量360mLのドリッパー本体。200mLのSSD-200-Bやサーバー付きセットとは別の商品です。
AmazonでHARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ360 SSD-360-B|360mLを見る販売条件を確認(広告・別タブ)記事の根拠・出典
2026年9月12日確認。メーカー製品ページと200mL・360mLの取扱説明書をもとにした購入前ガイドです。実機の味、抽出の速さ、洗いやすさ、耐久性を検証した記事ではありません。購入者レビューの評価を当サイトの使用感として採用していません。利用場面や選び方は編集部の提案です。
