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朝、冷蔵庫から取り出してグラスに注ぐだけで、お好みの粉で作ったアイスコーヒーが味わえます。HARIOのフィルターインコーヒーボトルは、前の晩の仕込みでその楽しみを用意できる道具です。
FIC-70は粉と水で抽出するガラス製ボトルで、電源や紙フィルターを使いません。**出来上がり約650mLを飲み切れるか、冷蔵庫に高さ30cmのボトルを立てて置けるか。**この2点から、自宅で使い続けられそうかを確かめてみましょう。

夜に粉と水をセットして、朝の一杯を用意する
基本の作り方は、深煎り・中細挽きのコーヒー粉55gをストレーナーに入れ、水約700mLを静かに注ぐ方法です。栓をしてゆっくり左右に振り、水を粉になじませたら、冷蔵庫で約8時間抽出します。
例えば夜23時にセットして翌朝7時に取り出せば、抽出時間は8時間になります。朝その場で作る方式ではないため、飲みたい時間から逆算してセットする使い方が向いています。
使用する粉は、豆を挽いたコーヒー粉です。インスタントコーヒーを入れる器具ではありません。最初は説明書の挽き目と分量に合わせると、基準となる味を確かめやすくなります。好みの濃さや風味は、選ぶ豆や水によっても変わります。
分量と手順:FIC-70取扱説明書(PDF)3ページ。粉の種類:HARIO公式FAQ・水出しコーヒー共通欄。23時→7時は編集部が作った時間配分の例で、メーカー指定の時刻ではありません。
650mLは、大きいグラス5杯分ではない
メーカー公称の出来上がり量は650mL・5杯専用です。650mLを5で割ると、1杯あたりは130mLとなります。普段のグラスに200mLずつ注ぐなら、計算上は3杯と50mL。大きなグラスを5つ満たせる容量ではありません。
| 確認する量 | 公式仕様・説明書の目安 |
|---|---|
| コーヒー粉 | 55g |
| 入れる水 | 約700mL |
| 出来上がり | 約650mL |
| 抽出 | 冷蔵庫で約8時間 |
| 飲み切り | 冷蔵保存し、2〜3日以内。できるだけ早く |
氷や牛乳を加えるなら、グラスの容量と注ぐコーヒーの量を分けて考えます。出来上がり量は粉の種類によって多少変わります。朝にどれくらい飲むかをあらかじめ把握しておくと、作ったまま残すことを減らせます。
少量だけ作るために水を大幅に減らすと、粉が十分に水へ浸からない場合があります。公式FAQでも指定杯数での使用を勧めています。一杯ずつ淹れたい人には、HARIOスイッチの200mL・360mL比較も選択肢になります。
650mLと5杯表示:メーカー仕様。保管と分量:説明書2・3ページ。冷蔵していても変質する場合があるため、日数を安全保証として扱わず早めに飲み切ります。杯数の割り算は編集部による目安です。
冷蔵庫では立てて保存。高さ30cmを先に測る
FIC-70のサイズは幅8.7×奥行8.4×高さ30cmです。持ち手のないすっきりした形状ですが、冷蔵庫のドアポケットや棚に入るかは、ご自宅のスペースの寸法で確認する必要があります。
公式FAQによると、FICは密閉用ではなく、横に倒して保存すると中身が漏れるため横置きはできません。「栓があるから寝かせられる」と考えず、立てた状態で置ける場所を確保しましょう。
高さ30cmちょうどの場所では、取り出すときに引っかかることもあります。上の棚やポケットの縁も含め、出し入れの余裕を確認してください。持ち運ぶときは栓や注ぎ口だけをつかまず、ガラス本体を持ちます。
寸法:FIC-70公式仕様。横置き:公式FAQ・フィルターインコーヒーボトル(FIC)のQ3。持ち方:説明書5ページ。
抽出後はストレーナーを外し、粉を片付ける
朝の作業は注ぐことだけではありません。公式FAQでは、抽出後はストレーナーを取り外して冷蔵保存するよう案内しています。粉を入れたまま長く置くと苦味の原因になるためです。
ストレーナーは上下に分かれる構造です。洗ったあとに組み合わせる際は2か所の差し込みを確かめ、注ぎ口への取り付けも説明書の図に合わせます。正しく固定されていないと、粉がこぼれる原因になります。
お手入れは中性洗剤と柔らかいスポンジが基本で、食器洗い乾燥機にも対応しています。細かいメッシュを外から強く押さないことや、ガラスを傷つける研磨剤入りの道具を使わない配慮も必要です。ボトルの洗浄から乾かして戻す場所まで考えておくと、翌日の仕込みへつなげやすくなります。
紙フィルターを買い足す手間はありませんが、メッシュを洗う作業は残ります。目詰まりや傷みが気になる場合に確認できる、交換ストレーナーのメーカー販売ページもあります。交換時期はここでは一律に定めていません。
抽出後:公式FAQ・FICのQ4。組み立てと手入れ:説明書2・4・5ページ。部品:FIC-70用ストレーナー。
毎日飲むなら、粉代と仕込む量を一緒に考える
本体代だけでなく、1回に使う粉55gも継続費用に関わります。袋の価格を内容量で割り、55gを掛けると、基本分量1回分の粉代を計算できます。水・冷蔵・洗浄にかかる費用は別です。
好きな粉を選んで何回かに分けて飲みたいなら、水出しの仕込みが生活に合いやすいでしょう。一杯ごとの準備を機械に任せたい場合は、UCCドリップポッドDP3のカプセル・市販粉・費用の整理も比べてみてください。味や節約額の優劣を決める前に、『作るタイミング』と『飲み切る量』をそろえて考えてみましょう。
茶用ボトルと取り違えず、FIC-70を確認する
外見が似ているフィルターインボトルでも、茶用とコーヒー用ではメッシュの細かさなどが異なります。本記事で取り上げているのは、コーヒー用のFIC-70-B(ブラック)とFIC-70-PGR(ペールグレー)です。
楽天の商品名には700mLとありますが、本記事ではメーカーの出来上がり量650mLと、説明書で入れる水約700mLを区別しました。販売ページの表記だけでなく、品番と仕様を確認して選びましょう。
茶用との違い:メーカーFAQ・MCPN/FIC共通のQ3。品番と容量:製品仕様。
色と送料をそろえて、購入条件を見る
AmazonはブラックFIC-70-B、楽天はブラック/ペールグレーを選べる公式ショップです。ストレーナー単品や茶用ボトルではありません。本体だけを買う場合も、送料込みの総額で比べてください。
Amazonのアソシエイトとして、道具の実感は適格販売により収入を得ています。
記事の根拠・出典
2026年9月12日確認。メーカー製品ページ、現行リンク先のFIC-70取扱説明書、公式FAQをもとに構成しています。実機での味や洗いやすさ、密閉性、耐久性を検証したものではありません。利用シーンと選び方は編集部の提案です。仕様と付属品、販売条件は購入前に再確認してください。
