キッチン|公式資料から比較

象印EY-GC50とEY-SC60の違いは?縦型・排水・乾燥コースで選ぶ

象印の食器乾燥器EY-GC50とEY-SC60を比較。縦型のサイズ、排水ホースなしの使い方、ソフト乾燥、55分コースの電気代を整理します。実機未使用。

実機未使用・日本向け公式仕様と両機種の取扱説明書の関連テキストから比較
道具の実感。象印 食器乾燥器。縦型か、排水しやすさか。EY-GC50とEY-SC60。形・排水・乾燥コース。公式資料比較・実機未使用。

本記事は広告を含みます。対象は2026年6月発売のEY-GC50-HAとEY-SC60-XHです。実際の乾き方、運転音、食器の収まり、電気代を当サイトで測ったレビューではありません。旧型のEY-GB50・EY-SB60とは分けて扱います。[1][2]

「食器は手洗いでよいけれど、拭いてしまう作業を減らしたい」

「シンクの横が狭い。縦型なら置ける? 排水ホースは必須?」

最初に確認したいのは、今回の二つは洗浄機能のない、乾燥用の機械ということです。説明書は、きれいに洗って水を切った食器を入れる使い方を指定しています。洗う作業まで任せたい人は、食器洗い乾燥機とは別に考えてください。[3][4]

コース別電気代の計算へ

先に結論:幅・奥行きを抑えるならGC50。低めの形とソフト乾燥ならSC60

調理台の幅や奥行きをできるだけ広く残したいなら、縦型のGC50が候補になります。上の棚などを避けて高さを抑えたい場合や、耐熱温度60℃以上の対応食器をソフト乾燥したいならSC60が向いています。GC50は背が高く、SC60は横幅と奥行きに場所を使う形状です。[1][2]

「5人分か6人分か」の表記だけで決めず、普段使う食器と置き場所を先に見ましょう。 同じ購入条件で安い機種があっても、ふたを全開にできなかったり、乾かしたい食器に対応していなかったりしては、価格差だけでは解決できません。

比較項目 EY-GC50 EY-SC60
本体の形 縦型・スライド式の扉 横に広い形・大きく開くふた
標準食器の容量表示 5人分 6人分
幅×奥行×高さ 約44.0×31.0×54.0cm 約52.0×41.5×41.0cm
開いたときの追加確認 扉開時の最大幅45cm ふた開時の最大高さ46cm
ソフト乾燥コース なし あり
排水ホース 付属。使わない方法もある 同じ

外寸の数値はメーカー公表値であり、周囲に必要な放熱スペースや食器を出し入れする動線までは含まれていません。排水ホースを使わない場合の扱いについては、後の項目で説明します。[1][2][3][4]

1.縦型は幅が8cm小さい。ただし、上の棚まで確認する

本体外寸を比べると、GC50はSC60よりも幅が8cm、奥行きが10.5cmコンパクトです。その代わり、高さは13cm高くなります。どの方向にも小さい機種を選ぶ比較ではありません。[1][2]

シンク横の細長いすき間に置きたいのか、吊り戸棚の下など高さが限られる作業台へ置くのか、余裕のある方向を分けて考えてみてください。SC60も本体の高さ41cm分だけでなく、ふたを開けたときの高さを確認しておく必要があります。

両機種の説明書では、木製の壁や家具など周囲の可燃物から、左右・後方・上方をそれぞれ4.5cm以上離し、前面を開放するよう指定されています。水平で安定した場所を選び、電子レンジなど他の機器の上には置かないようにしてください。[3][4]

本体の四角い寸法が収まるだけでなく、扉やふたの開閉、食器を持つ手、水受けを引き出すスペースも確認します。設置場所のサイズから引き算しただけで「安全に置ける」と判断しないことが大切です。

人数表示より、よく使う皿を並べてみる

「5人分」という表記は、決められた標準食器の組み合わせを基準にしています。例えばGC50の標準例にある直径19〜24cmの大皿は2枚であり、24cmの皿を5枚入れられる表示ではありません。[3]

大皿中心の食事、深いどんぶり、弁当箱のふたなど、家でよく使う物は標準例と違うかもしれません。購入前に一食分の食器を並べ、形と枚数を収納例へ照合する方法をすすめます。対応寸法以内の物でも、全部を同時に詰め込めるとは限りません。

2.ホースを使わなくてもよい。その場合は毎回水を捨てる

両機種とも、付属のホースを使わずに水受けへ水をためて捨てる方法が用意されています。説明書の指定は、使うたびに水を捨て、水受けの上限線を超えてためないことです。[3][4]

つまり、シンクまでホースが届かない場所に置く場合でも、それだけで候補から外す必要はありません。ただし、その代わりに水受けを引き出して毎回水を捨てる作業が残ります。置きたい場所からシンクまで、水をこぼさずに運べるかも想定しておきましょう。

ホースを使う場合は、水受けからシンクへと直接排水する仕組みです。製品端部からホース先端までは80cm以上と案内されていますが、途中の曲がりや段差もあるため、直線距離だけで届くとは判断できません。ホースを持ち上げたり、折り曲げたり、つぶしたりせずに配管できるルートが必要です。[1][2][3]

給水タンクへ何Lも水を注ぐ機械ではなく、手洗いした食器から落ちる水をどう流すかという点です。 水栓への接続工事を前提にする食洗機とは、必要な準備を混同しないようにしてください。

排水の方法 続ける作業
水受けにためる 使用後ごとに取り出して捨て、清潔に戻す
付属ホースでシンクへ流す 指定の取り付けと経路を保ち、水受け・ホースも手入れする

取り付け方法を自己流で変更したり、水受けを外したまま運転したりせず、購入した機種の説明書に従って正しく使いましょう。[3][4]

3.樹脂の食器が多いなら、SC60の「ソフト乾燥」を確認する

SC60には、耐熱温度60℃以上の食器を対象にしたソフト乾燥コースが搭載されています。運転時間は100分です。低い耐熱温度に配慮してじっくり乾かすコースであり、短時間で終わらせる機能ではありません。[2][4]

一方、GC50の説明書では、耐熱温度90℃以下の樹脂製食器は入れられないことになっています。SC60も、そうした食器に通常コースを使ってよいわけではなく、ソフト乾燥コース以外では使わない指定です。[3][4]

手元の食器で確認すること 選ぶ前の考え方
耐熱温度が60℃以上でも90℃以下 SC60のソフト乾燥と、食器側の使用条件を確認
耐熱温度が分からない 材質や見た目で推測せず、食器メーカーなどへ確認
食器側が乾燥機の使用を禁止 温度表示だけを根拠に使わない

耐熱温度が60℃以上なら何でも入れてよいわけではありません。両機種とも、ひびのある食器や漆器などは対象外で、包丁も入れられない指定です。購入前に、普段使う食器の耐熱表示や乾燥機対応の可否を確認しておきましょう。[3][4]

「送風仕上げ」は、ソフト乾燥の代わりではない

両機種に備わっている送風仕上げ55分は、最初に25分加熱し、その後30分はヒーターを止めて送風するコースです。最初から冷たい風だけで乾かすわけではありません。[1][2]

名前に「送風」とあっても、低耐熱の食器を通常コースの代わりに入れてよいとは判断しないでください。また、公表されている高温80℃は吹き出し口の温度であり、食器の全表面が必ず80℃になるという測定結果でもありません。[1][2]

4.長い55分コースの方が、電気代の試算は低くなる

メーカーは、夏場など暑いときの節電用として、送風仕上げ55分を案内しています。後半はヒーターを使わないため、通常の40分・45分コースより運転時間が長くても、公表試験の消費電力量は小さくなります。[1][2]

電力量単価を31円/kWhと仮定して、1回の運転分だけを計算すると次のとおりです。

機種・電源周波数 通常コースの試験値 → 電気代換算 送風仕上げ55分の試験値 → 電気代換算
GC50・50Hz 40分:142Wh → 約4.40円 99Wh → 約3.07円
GC50・60Hz 40分:169Wh → 約5.24円 113Wh → 約3.50円
SC60・50/60Hz 標準45分:247Wh → 約7.66円 146Wh → 約4.53円

計算式は、消費電力量Wh÷1,000×電力量単価です。試験条件は室温25℃・湿度80%・定格電圧。GC50は標準食器5人分、SC60は6人分での測定値のため、この表の比較だけで、同じ食器を乾かす効率の機種間順位までは決められません。[1][2]

同じ機種の中で、ひと月の使い方を比べる

例えばSC60で、上記の条件による運転を月30回行うと仮定します。標準45分コースは約229.71円、送風仕上げ55分コースは約135.78円となり、計算上の差額は約93.93円です。

ただし、「いつでも送風仕上げにすれば毎月必ず節約できる」という保証ではありません。 室温や湿度、食器の量や置き方によって乾き方は変わり、追加乾燥が必要になる場合もあります。夏向けのコースによる試算をそのまま年中当てはめて、節約額を断定しないようにしましょう。[3][4]

記事内の計算機では、機種、電源周波数、単価、比較する月の回数を変えられます。GC50で周波数が不明なら、50Hzと60Hzの両方を表示し、勝手に地域を推定しません。SC60は公表値が共通です。

ここで計算するのは運転分の電気代だけです。本体代、手洗いの水や湯、待機電力、追加運転、将来の料金変動などは含みません。ソフト乾燥の消費電力量も、100分という長さから推測して追加することはしていません。

「早く終えたいか、暑い時期に時間をかけてヒーターの使用を減らしたいか」を、ご自身の片付けスケジュールに合わせて選ぶための計算として活用してください。

道具の実感 / 購入前の判断メモ

実機未使用・メーカー試験値の計算

55分の方が、電気代は低い?

EY-GC50・EY-SC60の同じ機種の中で、通常コースと送風仕上げコースを比べます。

送風仕上げは、25分加熱後に30分送風するコースです。夏場などの暑いとき向けで、いつでも同じように乾くという保証ではありません。

機種を選んで、使用条件を入力してください。

計算の元になる公表値

1回の消費電力量。機種間の試験食器量は異なります。
機種・周波数通常コース送風仕上げ55分
GC50・50Hz40分:142Wh99Wh
GC50・60Hz40分:169Wh113Wh
SC60・50/60Hz標準45分:247Wh146Wh

月の運転分電気代 = Wh ÷ 1,000 × 円/kWh × 月の回数

SC60で31円/kWh、月30回なら、標準45分は約229.71円、送風仕上げ55分は約135.78円。差は約93.93円です。本体代や追加運転などを含む総費用・節約保証ではありません。

試験条件:室温25℃・湿度80%・定格電圧。GC50は標準食器5人分、SC60は6人分。乾燥状態や実際の使用量を測定した結果ではありません。ソフト乾燥の電力量は推測で追加していません。

5.洗える部分が多くても、本体ごと水洗いする機械ではない

両機種とも、トレー・かご・水受けだけでなく、扉やふたも分解して洗える構造です。ただし、GC50は本体と天板、SC60は本体を除く部分を洗う案内になっています。取り外せる部品と、丸洗いしてよい範囲を混同しないように気をつけましょう。[1][2]

SC60には、食器かごをセットしたままステンレストレーを引き出せる構造もあります。水が残っている場合や食器の形によっては扱いに注意が必要なので、「食器を載せたかごごと、まとめて持ち運べる」という使い方にはしません。[4]

使い始める前に、水受けを洗う場所、取り外した部品を乾かす場所、元へ戻す手順を確認しておくと安心です。清掃はプラグを抜いて十分に冷めてから、説明書に書かれた部位別の方法に従ってください。[3][4]

温風を循環させて乾かすため、食器を詰め過ぎず、吸気口やフィルターを手入れすることが必要です。乾燥が終わった直後は熱くなっている部分があるため、終了後すぐに素手ですべて取り出せる前提では予定を組まないようにしましょう。[4]

水切りかごの代わりに機械を置くと、食器を拭く作業を減らせる一方、電源コードの配線や機械側の掃除が加わります。そうした日々の手入れの変化をご自身の台所で続けたいかどうかも、判断のポイントです。

6.「洗う手間」まで減らしたいなら、この二つから無理に選ばない

いま負担に感じているのが手洗いそのものなら、食器乾燥器を買ってもその作業は残ります。洗浄まで任せる食器洗い乾燥機とは、減らしたい家事の種類が違います。逆に、手洗いは自分で続けながら、洗った物をしっかり乾かしたいのであれば、乾燥専用機を検討する理由が十分にあります。[5]

手洗い自体の負担を減らしたい場合は、パナソニックNP-TSP2とNP-TSP1の比較で、洗浄まで行う食器洗い乾燥機の設置・給水条件を確認できます。減らしたい作業に合わせて選ぶための案内であり、両方の機械を揃える必要はありません。

購入前には、毎日の片付けを「洗う」「水を切る・拭く」「しまう」に分け、一番負担になっている部分を整理してみてください。すでに水切りかごで不便を感じていないなら、新しい機械を増やさない選択もあります。

今回の二機種から選ぶなら、幅・奥行き・高さのサイズ、普段入れる食器、排水方法の順に確認し、同じ購入条件の価格を比べます。人数表示だけでSC60を選んだり、電気代の試算だけでGC50を選んだりしないことが大切です。

注文時は、GC・SCと、旧型のGB・SBを取り違えない

今回の比較対象はEY-GC50-HA〈グレー〉とEY-SC60-XH〈ステンレスグレー〉です。旧型が安く掲載されていても、型番が似ているという理由だけで、今回の寸法やコースをそのまま当てはめないようにしてください。[6][7]

どちらも標準で排水ホースが付属します。購入時は必要な付属品、新品かどうか、販売元、保証、送料などの条件をそろえ、本体単品と追加用品付きセットを分けて比較しましょう。古い予約表示やセール文言を、現在の在庫・値引きの根拠にしないことも大切です。[6][7]

選ぶ機種が決まったら、購入先を確認

購入先確認日:2026年9月15日。価格・送料・納期・販売元は変わります。型番・色・個数・新品か中古かを、注文画面でもご確認ください。

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まとめ:置ける形、乾かしたい食器、水を捨てる方法から選ぶ

設置スペースの幅と奥行きを抑えたいなら縦型のGC50。高さを抑えた設置や、対応する樹脂製食器をソフト乾燥する機能を使いたいならSC60が向いています。その前に、ふたや扉を無理なく開けられ、食器と水受けをスムーズに出し入れできるスペースがあるかを確かめておきましょう。

55分のコースが短いコースより低い電力量になる例もありますが、それだけで普段の乾燥の使い勝手や購入費全体の優劣が決まるわけではありません。

洗う作業は自分で続けながら、乾かす工程のどこを機械に任せたいか。その答えに合う本体形状と乾燥コースを選んでください。

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EY-GC50-HAの本体と排水ホースなどの標準構成。旧型EY-GB50ではありません。

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確認した資料

情報確認日:2026年9月14日。実機未使用。

  1. 象印:食器乾燥器 EY-GC50 商品情報。発売月、外寸、標準容量、構造、排水ホース、送風仕上げの試験値。確認日2026-09-14。
  2. 象印:食器乾燥器 EY-SC60 商品情報。外寸、ソフト乾燥、標準容量、手入れ、送風仕上げの試験値。確認日2026-09-14。
  3. 象印:EY-GC50 取扱説明書。印刷4〜5ページの設置・排水、6〜7ページの投入条件・標準食器、8ページのコースと電力量など。設置・収納条件は本文テキストを参照。今回の図版再確認は未完了。
  4. 象印:EY-SC60 取扱説明書。印刷6〜9ページの排水・設置・投入条件・各コース、10〜11ページの収納、14〜15ページの手入れなど。取得できた本文テキストで確認し、ページ画像は取得未完了。
  5. 象印:食器乾燥器はどこに置くのが良い?置き方と場所選びのポイント。乾燥専用機の役割と設置の考え方。型番別の離隔距離は各説明書を優先。
  6. 象印ダイレクト楽天市場店:EY-GC50-HA。本体型番・色・商品内容の確認用。成果計測用URLではない。現在の在庫・割引・保証条件は公開前に再確認。
  7. 象印ダイレクト楽天市場店:EY-SC60-XH。本体型番・色・商品内容の確認用。成果計測用URLではない。現在の在庫・割引・保証条件は公開前に再確認。