ノイズキャンセリングヘッドホン/音楽の30時間より、しまい方と充電の途中で何ができるかを見る
WH-1000XM5とWH-1000XM6を比較します。ノイズキャンセリングやLDAC、2台とのマルチポイント接続はどちらのモデルにも備わっています。XM6との価格差を検討する前に、本体の折りたたみ機構や充電中のBluetooth利用が、ご自身の普段の生活に本当に必要かを見極めてみましょう。[3][4][1][2]
実機未使用・国内メーカー仕様と両機種の日本語ヘルプガイドの関連箇所を確認|情報確認日:2026年9月17日
本記事は広告を含みます。対象は日本向けのWH-1000XM5とWH-1000XM6で、主な購入候補はブラックの通常セットです。左右独立イヤホンのWF-1000XM5/XM6、海外版、限定セット、中古・整備済み品とは区別します。音質、騒音の減り方、通話音声、装着感、電池持ちを当サイトで測定したレビューではありません。
最初に確認:充電しながら使えるXM6も、使用中は約80%で充電を停止します。 電源オンのまま満充電にして、そのまま出かける前提にはしません。XM5は充電開始時に電源が切れ、充電しながらBluetoothで聴く使い方には対応しません。[7][6]
1.家で使い、充電の時間を分けられるならXM5も候補
ケース収納時の大きさが気にならず、使っていない時間帯に充電できるなら、まずはXM5が有力な候補になります。新品・保証・付属品の条件が同じで十分に安く手に入るなら、新しい型番だからという理由だけで無理にXM6を選ぶ必要はありません。
通勤や旅行などで本体をコンパクトに折りたたんで持ち歩きたい方や、バッテリー残量が減ってもBluetoothで聴き続けながら充電したい方には、XM6の折りたたみや充電中の使用が、比較するポイントになります。[5][7]
| 比較項目 | WH-1000XM5 | WH-1000XM6 |
|---|---|---|
| ノイズキャンセリング/外音取り込み | 対応 | 対応 |
| LDAC | 対応 | 対応 |
| 2台とのマルチポイント | 対応・設定を確認 | 対応・設定を確認 |
| 本体を折り縮めて収納 | 非対応 | 対応 |
| 充電しながらBluetoothで聴く | 非対応 | 対応・約80%で充電停止 |
| 音楽再生・NCオン/オフ | 最大30/40時間 | 同じ公表値 |
| 本体重量〈コードを除く〉 | 約250g | 約254g |
| アナログ音声入力 | ステレオミニジャック | 同じ |
公表仕様と機種別のヘルプガイドをもとにした比較です。共通する項目があっても、実際の音質や動作まで同じと評価したわけではありません。また、マルチポイントは2台の音声を同時にミックスして再生する機能とは異なります。[1][2][3][4][8][9]
今のXM5で困っていない人は、使い続ける選択肢を残します。 もし買い替えるなら、次の外出や仕事で具体的にどんな不満を解消したいかを一つ決めてから、価格を検討するのがおすすめです。
2.XM6は本体が折りたためる。XM5の「畳めるケース」とは別
XM6は左右のユニットを平らにし、さらに折りたたんでケースへ収納できる構造です。ケースの開閉も、XM5のジッパー式からマグネット式に変更されています。[5][9]
一方、XM5にも「本体が入っていないときに畳めるケース」という案内があります。ただし、これはヘッドホンを取り出した後にケース側を畳める機能です。XM5本体をXM6と同じように折り縮められるという意味ではありません。[3][8]
外出先でヘッドホンを使っていて空のケースを持ち歩くことが多いのか、それともヘッドホンをケースにしまったまま持ち歩く時間が長いのか。この持ち運びスタイルの違いから考えてみてください。
ただし、折りたたみ機構があっても、普段お使いのバッグや座席ポケットへ必ず収まるとは限りません。一緒に持ち運ぶケーブル類も含めたサイズ感で、収納場所を確認しておきましょう。なお、ケースを含めた実測寸法や実際の運搬重量を計測したわけではありません。
新型は4g重い。軽量化の買い替えではない
コードを除く本体の重さはXM5が約250g、XM6が約254gです。その差は約4gであり、XM6の方が軽いわけではありません。[1][2]
XM6はヘッドバンドが幅広になり、イヤーパッドなどの設計も見直されています。とはいえ、数値上の重さや素材だけでご自身の頭に合うとは決まりません。普段メガネをお使いならその状態も含めて、頭頂部や耳まわりの当たり具合を確かめてみましょう。短時間の試着感から、一日中使ったときの快適さまで保証するものでもありません。[5]
3.充電中も聴きたいならXM6。ただし、満充電の方法は分ける
XM5は、電源が入っている状態で充電を始めると自動的に電源がオフになります。USBで給電している間はBluetooth接続や音楽再生などの操作ができません。[6]
XM6は、Bluetooth接続でも付属のアナログケーブル接続でも、使いながら充電できる構成をメーカーが案内しています。仕事中や映画の途中でバッテリー残量が気になって中断した経験があるなら、比較検討する理由になります。[4]
ただし、使用しながらの充電は約80%で停止し、すでに約80%以上ある場合は充電されません。この数値はあくまで目安であり、周囲の環境によって変動します。「充電中も使える=使いながら100%まで戻せる」ではありません。[7]
また、接続する電源によっては電気的なノイズが聞こえたり、機能が正しく動作しなかったりする場合があります。あらゆるUSB電源やケーブルで快適に使えると確認されたわけではありません。異常が起きた際は使用を中止することや、端子・ケーブルを水に濡らさないというメーカーの安全条件も守る必要があります。[7]
USBで充電することと、USBから音声を受け取ることは別
仕様表にある音声入力はステレオミニジャックで、ヘルプガイドに記載のUSB-C端子は充電用として説明されています。今回確認できた音声の再生経路は、Bluetooth接続と付属のヘッドホンケーブルによる有線接続です。[1][2][8][9]
「パソコンとUSBを一本つなげば、音楽もマイクもその線で使える」とは選びません。 パソコンとUSBケーブル一本で音声の入出力を済ませたい方は、今回の調査では対応が確認できていないため、購入の判断を保留することをおすすめします。「充電中にBluetoothで聴ける」という説明を、USBオーディオ対応の確認と読み替えないようご注意ください。
4.30時間は音楽の公表値。通話では別の数値を見る
ノイズキャンセリングをオンにした音楽再生は、どちらのモデルも最大30時間、オフ時は最大40時間と公表されています。ただし、メーカーの公表値はAAC接続や各種イコライザー・音質補正などの設定条件に基づいているため、好みの設定をすべて有効にした状態で必ず同じ再生時間になるとは見込めません。[3][4]
通話時のバッテリー持続時間は音楽再生とは異なり、公表仕様を並べると次のようになります。
| 使い方 | WH-1000XM5 | WH-1000XM6 |
|---|---|---|
| 連続音声再生・NCオン | 最大30時間 | 最大30時間 |
| 連続通話・NCオン | 最大24時間 | 最大24時間 |
| 連続通話・NCオフ | 最大32時間 | 最大28時間 |
「新しい方だから、通話も必ず長い」という表ではありません。 オンライン会議でのマイク入出力や日々の実際のバッテリー持ちは、使用するパソコンやアプリ、設定によって変動します。なお、音楽再生と通話を組み合わせた独自の持続時間を計算したわけではありません。[1][2]
USB PDの短時間充電はXM5にもある
両機種とも、条件付きで「3分の充電で3時間再生」というUSB PD充電を案内しています。ただし、対応するUSB-C-CケーブルとPD電源は同梱されていません。通常の付属USBケーブルだけでは、その最短充電の条件がすべてそろうわけではない点にご留意ください。[3][4]
すでにお手元に対応するPD電源があるなら、追加購入を急ぐ必要はありません。短時間充電のためだけならXM6が必須ではなく、充電中に使うかどうかとは別の違いです。
5.付属の有線ケーブルでは、本体マイクを通話へ使わない
両機種の付属ヘッドホンケーブルに関する案内では、相手の声はヘッドホンで聞けても、自分の声はスマートフォン本体側のマイクを使って通話する仕様になっています。Bluetoothで使う内蔵マイクが、そのまま付属のアナログ線へ乗るわけではありません。[8][9]
たとえば「職場のパソコンでBluetoothが使えないため、付属の有線ケーブルを挿し、本体マイクで会議に参加したい」といった使い方は、XM6を選んでも解決しません。外付けマイクなど別の接続構成を使う場合は、その機器の動作条件をあらかじめ確認しておく必要があります。
また、付属のヘッドホンケーブルを使用している間はBluetoothを利用できません。アナログ接続でゲーム音を聴きながら、同時にBluetoothでスマホの通話音声をミックスするような使い方はできない前提です。[8][9]
電源をオフにした状態でも有線ケーブルを接続すれば音楽を聴くことはできますが、その状態ではノイズキャンセリング機能を使えません。「有線なら充電残量にかかわらずANCも使える」という説明ではありません。[8][9]
6.マルチポイントは両方。2台の音楽を混ぜる機能ではない
両機種とも、専用アプリで設定したうえで2台の機器と同時に接続できます。スマートフォンとパソコンを切り替えて使いたいなら、XM5も候補になります。[3][4]
ただし、この同時接続は、二つの音源を常に混ぜて鳴らす機能ではありません。一方の音楽ともう一方の音声を同時に聴く使い方を、「マルチポイント」という名称の印象だけで期待しないようご注意ください。[8][9]
XM6のLE AudioやAuracastを利用する場合も、別途対応する送信機器が必要です。Auracastは一つの送信元の音を複数の対応ヘッドホンで共有して聴く仕組みであり、二台の機器の音を重ねて再生する機能ではありません。使いたい機器側の対応状況や現在の設定を事前に照合しておきましょう。[4][9]
会社のパソコンで使う場合は、Bluetooth接続や専用ソフトの利用許可が下りているかも確認しておきたいポイントです。アプリで設定する機能と基本的な再生・通話機能を切り分けて考え、アプリを入れられないからといってすべての機能が使えないと決めつける必要もありません。
7.「処理速度7倍」を、静かさや通話品質の倍率にしない
XM6には新しいQN3プロセッサーと12個のマイクを用いたノイズキャンセリングの説明があります。ただし、QN1に対する処理速度の向上という表現を、自宅の騒音が7倍減る、音質が7倍良くなる、という意味にはしません。[10]
また、周囲の音が自分にどう聞こえるかと、自分の声を相手へどう届けるかは別の問題です。通話用のビームフォーミングには6個のマイクを使用すると案内されているため、搭載された12個のマイクすべてが通話専用として働くわけではない点も押さえておきましょう。[10]
音質やノイズキャンセリング性能を最優先したい方は、可能なら同じ音源を近い音量で試聴してみましょう。普段のメガネの有無や装着位置も含め、実際に聴きたい環境でご自身にとっての差を確かめてから選びましょう。なお、レビューの評価点や他人の感想を、当サイト独自の実測評価として扱っているわけではありません。
両機種とも防水仕様ではありません。 雨や汗で濡れたまま充電してはならないという注意点は、新型にもそのまま当てはまります。スポーツや水まわりでの用途を、上位モデルに買い替えるだけで解決できるとは考えないようにしてください。[11][12]
8.公式掲載額の差は3,300円。でも実売差額と買い替え支出は別
確認時点のソニー公式製品ページでは、ソニーストア価格としてXM5が56,100円、XM6が59,400円と掲載されていました。税込の掲載額同士の差は3,300円です。これは楽天市場やAmazonの実売最安値や、各種クーポンを適用した後の決済額ではありません。[1][2]
家電量販店やネット通販でXM5が大きく値下がりしている場合は、そのショップの新品・保証・同梱品・送料の条件をそろえて比較してみましょう。もし支払総額の差がわずかなら、XM6の本体折りたたみや充電しながら使える機能が、ご自身の暮らしで具体的に役立つかを基準に判断するのが自然です。
すでにXM5を持っている人が、3,300円でXM6へ買い替えられるわけではありません。 下取りなどの条件や金額を別に確認していないなら、新しく支払う購入額そのものと、解決したい日常の不満を照らし合わせて検討しましょう。
標準セットにはキャリングケース、USB-A-Cケーブル、ヘッドホンケーブルなどが含まれています。単品販売の交換用ケースやケーブルを格安の本体と取り違えないよう注意し、USB PD用の充電機器もお手元に本当に足りない物だけを追加するようにしてください。[8][9][3][4]
軽い本体や予算から選び直す余地もある
既存のWH-CH720NとWH-CH730Nの比較では、別シリーズのモデルを重量・携帯性・使用時間の観点から検討しています。1000Xシリーズと同等の音質やノイズキャンセリング性能があると評価した記事ではありませんが、複数台の購入を前提にせず、予算や用途に合わせて、必要な機能が過不足なくそろう方式を見直す手がかりになります。[13]
まとめ:カバンへしまう時と、電池が減った時を考える
XM5にもノイズキャンセリング、LDAC、2台接続、長時間再生の公表仕様があります。XM6を選ぶかどうかは、本体を小さく折りたためることや、充電しながら使える機能にご自身の毎日で出番があるかで比べましょう。ただし、使用中の充電は約80%で停止する仕様であり、付属の有線ケーブルで本体マイクを使ったり、二つの音源を同時にミックスしたりする用途には対応していない点にご注意ください。[3][4][7][8][9]
「いつケースへしまうか」「途中で充電したいか」「会議ではどの線・無線を使うか」を書く。その答えを、必要品と送料を含む支払総額の横へ置く。
単に価格の差を見るだけでなく、日々の暮らしの中で具体的にどの動作を快適にしたいかに注目して選んでみてください。
この記事の商品を楽天市場で見る
以下は広告リンクです。価格・在庫・送料・発送予定・保証条件は販売ページでご確認ください。
WH-1000XM5(B)|ブラック・通常セット
本体・ブラック・通常セット。WFシリーズや交換ケースではありません。
楽天市場でWH-1000XM5(B)|ブラック・通常セットを見る販売条件を確認(広告・別タブ)この記事の商品をAmazonで見る
Amazonのアソシエイトとして、道具の実感は適格販売により収入を得ています。
以下は広告リンクです。価格・在庫・送料・発送予定・保証条件は販売ページでご確認ください。新品と中古品を区別し、他の新品出品も含めて送料込みの金額をご確認ください。表示される販売店や価格は変わる場合があります。
WH-1000XM5|ブラック・通常セット
WH-1000XM5のブラック本体。WFシリーズ、交換パッド、別売り用品とのセットとは区別してください。
AmazonでWH-1000XM5|ブラック・通常セットを見る販売条件を確認(広告・別タブ)WH-1000XM6|ブラック・通常セット
WH-1000XM6のブラック本体。別色、交換用品、カバーとのセットとは区別してください。
AmazonでWH-1000XM6|ブラック・通常セットを見る販売条件を確認(広告・別タブ)折りたたみ・接続の準備メモ
付属の準備メモでは、収納スタイル、充電中のBluetooth利用、音声の入力経路、マルチポイント接続の使い方、そして現在のXM5の所有状況を整理できます。未確認の項目を安易に「不要」と決めつけず、両機種とも希望に合わない条件があれば、その点も残して確認するために使ってください。
入力欄に入れた任意の総額は、XM6の総額−XM5の総額をシンプルに計算するものです。初期値は空欄で、どちらか片方でも空欄なら差額は表示されません。どれほど安い金額を入力しても、求めている機能の不足が消えるわけではない点も念頭に置いて使ってみてください。
入力した内容は送信・保存・計測せず、お手元のヘッドホンやBluetooth、USB、マイク、各種アカウントにアクセスすることもありません。また、音質や装着感、通話音声、実機接続の診断を行うものでも、どちらを買うべきかを自動判定する機能でもありません。
購入前の条件整理 / SONY WH-1000X
入力して条件を整理する
しまい方、充電中の使用、会議の音声経路を分けて確認します。価格を入力しても、必要機能の不足がなくなるわけではありません。
XM6は折りたたみと充電中のBluetooth利用に対応。ただし使用中の充電は約80%で停止します。付属の有線ケーブルは、本体マイクを通話に使う接続ではありません。
機器やアカウントにはアクセスせず、入力を送信・保存・計測しません。音質・装着感・実際の接続・安全性・購入適合は判定しません。
公表仕様の確認日:2026年9月17日。メーカーの現在の案内、手持ち機器・アプリ・充電用品を公開・購入前に確認してください。入力は機器の実測結果ではありません。
出典
以下は2026年9月17日に確認した資料です。製品ページやヘルプの関連箇所の確認であり、全機能・全接続機器を試験したものではありません。PDFのページ番号は先頭を1として数えています。
- ソニー「WH-1000XM5 主な仕様」。重量、再生・通話時間、音声入力、対応コーデック、掲載価格。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 主な仕様」。同じ区分の仕様・掲載価格。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM5 充実したスマート性能と基本性能」。マルチポイント、空ケースの折りたたみ、再生時間の条件、USB PDと別売り用品。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 基本性能」。充電しながら使う構成、2台接続、急速充電条件、LE Audio。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 デザイン」。本体の折りたたみ、ケースとヘッドバンドの変更。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM5 ヘッドセットを充電する」。充電開始時の電源オフ、充電中のBluetooth利用の制限。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 ヘッドセットを充電する」。使用中の約80%停止、電源オン時に満充電されないこと、電源環境と水濡れの注意。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM5 日本語ヘルプガイド印刷版」。関連本文を確認。PDF p.10の収納図、p.71のアナログ接続図とマイクの注意は画像でも確認。全153ページの図を点検した意味ではない。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 日本語ヘルプガイド印刷版」。関連本文を確認。PDF p.93のアナログ接続図とマイクの注意は画像でも確認。全155ページの図を点検した意味ではない。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 製品情報」。QN3とノイズキャンセリング用マイク、通話の6マイク、標準付属品。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM5 ヘルプガイド」。防水でないことと水濡れ充電の注意。 資料を読む
- ソニー「WH-1000XM6 ヘルプガイド」。同上。 資料を読む
- 道具の実感「WH-CH730NとWH-CH720Nの違いは?新型を待つか、旧型を選ぶか」。現在の本文と公開状態を確認。 資料を読む
