手元テレビスピーカー/テレビ全体の音量を上げる前に、音を自分の近くへ持ってくる
ソニーの「SRS-LSR200」と、オーディオテクニカの「MIMIO SOUND MOVE(ATMM-SP780TV)」を比較します。テレビのリモコン機能まで一台にまとめるか、スピーカーの操作だけに絞るか。テレビとの接続方法や、家族と一緒に聞くときの設定の違いまで分かりやすく解説します。
実機未使用・日本向けのメーカー仕様、製品説明、接続・電池に関する公式FAQを確認|情報確認日:2026年9月15日
本記事は広告を含みます。対象はSRS-LSR200とMIMIO SOUND MOVEの標準セットです。音質、声の聞き取りやすさ、無線の届く範囲、電池持ちを当サイトで試していません。両機種の取扱説明書PDF本文は取得できておらず、詳細な操作は購入した製品とテレビの説明書で確認してください。
「家族と同じテレビを見たいけれど、自分の近くでも音を出したい」
「テレビにBluetooth機能がないと使えない? イヤホン端子に挿すと、テレビ本体から音が出なくなってしまう?」
この二つは、付属の送信機をテレビへケーブルでつなぎ、そこから手元のスピーカーへ音を送る製品です。テレビのBluetooth機能だけを探すより、光デジタル音声出力か、ヘッドホン・音声出力端子があるかを先に確認します。[4][8]
先に結論:テレビのリモコンもまとめるならソニー。操作を絞るならMIMIO
チャンネル切り替えやテレビの電源も手元の一台へまとめたいなら、SRS-LSR200を候補にします。テレビ操作は今のリモコンを使い、スピーカー側は電源・音量・声を聞きやすくする操作に絞りたいならMIMIOを比較します。[2][9]
「リモコン一体型だから誰にでも便利」「ボタンが少ないから必ず使いやすい」とは限りません。 普段テレビを操作する本人が、何を一つにまとめたいかを基準に選ぶのが大切です。
| 比較項目 | ソニー SRS-LSR200 | MIMIO SOUND MOVE |
|---|---|---|
| テレビのリモコン機能 | あり。対応メーカー・操作に条件あり | なし。テレビのリモコンは別に使用 |
| 声を聞きやすくする機能 | 「はっきり声」1/2/オフ | 「はっきり音」2段階/オフ |
| 充電池での公表使用時間 | 約13時間※ | 最大約18時間※ |
| スピーカー部分の質量 | 約630g | 約667g |
| 充電の基本 | 送信機兼充電台へ載せる | 同じ |
| 利用者による充電池の交換 | 本記事では確認できていない | 指定の交換用充電池に対応 |
※ソニーは「はっきり声」オフ・JEITA規格による測定値です。両製品を同じ測定条件で比べたものではなく、音量や実際の使用環境によって前後します。MIMIOの約18時間という数値も、あらゆる使い方での動作を保証するものではありません。[1][9]
同じテレビへ接続できることを確かめたうえで、使う操作と購入条件を比べます。どちらも、付属の送信機を省いて使うつもりでは選ばないでください。
1.「無線」になるのは、送信機と手元スピーカーの間
基本的な接続の構成は、次のように分かれています。
テレビの音声出力 → 音声ケーブル → 電源につないだ送信機 → 無線 → 手元のスピーカー
手元へ音を届ける区間は無線ですが、テレビまわりの音声ケーブルと送信機用の電源コードは必要です。スピーカー本体を充電してあっても、送信機を設置せずにテレビの音を受信できるわけではありません。[6][9]
| テレビにある端子 | 購入前の確認 |
|---|---|
| 光デジタル音声出力 | PCM出力などの設定を確認する |
| 3.5mmのヘッドホン・音声出力 | 音が出ることに加え、テレビ本体との同時出力を確認する |
| HDMI〈ARC/eARC〉だけ | 今回の二機種には直接つなぐHDMI入力がない |
| USB端子だけ | 音声出力として使える前提にはしない |
どちらの送信機も、入力できるのは光デジタルまたは3.5mmステレオミニジャックによる有線接続です。テレビ用サウンドバーのHDMI接続や、USB音声入力に対応したPCスピーカーとは接続の役割が異なります。[1][8]
光ケーブルが挿さっていても、番組によって音が出ない場合がある
光デジタルでつなぐ場合、テレビ側のデジタル音声出力設定も確認が必要です。ソニーは48kHz/16bitのPCM、MIMIOは48kHzのPCMに対応しています。テレビ側の設定が「自動」やビットストリーム出力のままだと、番組やネット動画アプリによって音が出ないことがあります。[5][8]
購入前には、テレビの取扱説明書などで音声出力を「PCM」へ切り替えられるか確かめておきましょう。設定項目の名称はメーカーや機種によって異なるため、特定機種のメニューがすべてのテレビに共通するわけではありません。[11]
すでにサウンドバーなども使っているなら、同じ音声設定を変える影響も含めてテレビ側の条件を確認してください。この二機種を追加すれば、テレビ・サウンドバー・手元の三つが必ず同時に希望の形式で鳴る、とは保証しません。
2.テレビと同時に聞きたいなら、端子より先に「同時出力」を調べる
家族はテレビ本体のスピーカーで聞き、自分は手元スピーカーを使いたい場合は、テレビ本体のスピーカーと外部音声出力から同時に音を出せる仕様になっていることが必要です。各メーカーのFAQでも、テレビ側の設定や、機種によっては同時出力に対応していない場合がある旨が案内されています。[10]
ヘッドホン端子へケーブルを挿すと、通常はテレビ側が消音になる構成もあります。その場合、対応するテレビなら同時出力の設定を変更する方法がありますが、どのテレビにも同じ設定があるとは限りません。[10]
| 家族との聞き方 | 先に決めること |
|---|---|
| 自分だけが手元で聞けばよい | テレビ本体の音が止まっても支障がないか |
| 家族と同時に聞きたい | テレビ側の同時出力に対応し、必要な設定ができるか |
| テレビ側と手元側を別々の音量にしたい | 音声出力の音量設定と、手元側の調整方法を確認する |
ソニーも対応するブラビア向けに同時出力の設定方法を案内していますが、対象型番が限定された情報です。他社製テレビや案内一覧にない機種へそのまま当てはめることはできません。[7]
アナログ接続の場合、テレビ側のヘッドホン出力音量が小さく設定されていると、手元スピーカー側のボリュームをいくら上げても十分に聞こえないことがあります。「音が小さい」と感じたとき、スピーカー本体の性能不足だと決めつけてしまわないよう注意しましょう。[6][11]
贈り物なら、型番を聞いてから買う
贈る前に確かめたいのは、使う人の年齢よりも、テレビの型番、音声出力端子、家族と同時に鳴らす必要、送信機用のコンセントです。設置を誰が行うかも決めておくと、箱を渡した後のつまずきを減らす準備になります。
本記事のチェックには、端子が分からない場合を残しています。「たぶん挿せる」と高い方を選ぶのではなく、テレビの型番を控えて確認する方が先です。
3.ソニーはリモコン一体型。MIMIOは三つの基本操作に絞る
SRS-LSR200は、テレビの電源、チャンネル切り替え、音量調節ができるリモコン機能を備えています。ソニー以外のテレビで使う場合は事前のメーカー設定が必要で、機種によっては一部のボタンが反応しないこともあります。テレビ付属の純正リモコンにある全機能や、ネット動画アプリの専用操作まで置き換えられるわけではありません。[3][1]
また、テレビのリモコン操作は赤外線信号、スピーカーへの音声伝送は2.4GHz帯の電波を使います。そのため、手元スピーカーから音はしっかり聞こえていても、障害物の位置などによってはテレビへリモコンの赤外線が届かない場合があります。「別の部屋へスピーカーを持ち運べること」と「そこからテレビ本体を遠隔操作できること」は分けて考えましょう。[1]
MIMIOの基本操作は、電源ボタン、音量ノブ、「はっきり音」の切り替えです。電池残量が少ないことや送信機の電波が届かないことを音声で案内し、音声案内のオン・オフも選べます。テレビの操作を一体化するのではなく、スピーカーを扱う操作に集中させた構成です。[9]
どちらも、声を聞きやすくする設定を備えています。しかし、同じ番組で聞き比べていないため、話し声の明瞭さに順位は付けません。可能なら、普段よく見るニュースやドラマのような内容で、使う本人が音量と設定を確かめる方法をすすめます。
4.長時間の公表値だけでなく、毎回充電台へ戻すかで選ぶ
ソニーの約13時間、MIMIOの最大約18時間という駆動時間は、各メーカーが公表している連続使用の目安です。使い終わったらこまめに充電台へ戻す使い方なのか、同じ部屋で丸一日つけっぱなしにしたいのかによって、必要なバッテリー持ちの意味合いも変わってきます。[2][9]
どちらも、送信機を兼ねた充電台へ本体を置いて充電するスタイルです。充電台をテレビのそばに常設する場合、使い終えたら座っている場所から充電台までスピーカーを戻しに行く動作が必要になります。「手元に置いたままで、バッテリー残量を気にせず永久に使い続けられる」わけではありません。[2][9]
手元で電源につなぎたい場合は、別の用品を確認する
ソニーはスピーカー本体への別電源、MIMIOも別売りACアダプターによるスピーカー側の給電を案内しています。ただし、標準セットで送信機に使う電源とは分けて考えます。MIMIOの指定ACアダプターはAD-SA0610AAです。どんなUSB充電器でも両方へ共用できる、という比較ではありません。[2][8]
まずは付属の充電台だけで使い始めるか、手元の定位置にも給電アダプターを用意するかを検討してみてください。手元での常時給電が必要か分からない段階なら、追加の電源を焦って買い足す必要はありません。
MIMIOは専用充電池を交換できる
MIMIOは、ユーザー自身で専用の充電池を交換できる構造が特徴です。メーカーFAQでは交換用電池パックとしてHFR-AA2200X3が案内されています。なお、型番に「AA」の文字が含まれていますが、市販の一般的な単3形乾電池をそのまま入れて使えるわけではありません。[12][9]
電池交換ができる構造だからといって、本体を無期限に使い続けられる保証や、交換用電池が無償で手に入るわけではありません。一方のソニーについては、今回の確認資料ではユーザー自身でバッテリー交換を行う手順が確認できなかったため、「交換不可」と断定はせず、電池消耗時はメーカー窓口へ相談する扱いとしています。
5.手元へ運べても、家じゅうの電波や水ぬれを保証しない
両機種の公表通信距離は見通し条件で約30mです。壁、家具、設置する高さなどのある自宅で、別の階まで必ず届く距離として扱いません。音を送りたい場所が離れるほど、実際の配置で確認する項目が増えます。[1][8]
また、両機種のスピーカー部はIPX2の防滴仕様です。浴室、水がかかり続ける場所、丸洗いに対応するという意味ではなく、送信機や電源まで同じように水へ強いとも考えません。キッチンで使う場合も、シンクの縁に無造作に置く前提は外します。[2][9]
手元スピーカーは耳を塞がずに音を近づける道具ですが、周囲へ音を出すことは変わりません。隣の人には聞こえず自分だけに届く機械、聞こえ方の問題を治療する機械としては紹介しません。
6.購入前チェックと、最初の接続用品をそろえる
チェックでは、テレビの端子、同時出力の必要性、操作の好み、使う場所、送信機の置き場所を整理します。HDMIだけのテレビへ直接つなぎたい、対応していないテレビで同時出力を必須にしたいといった条件では、機種を変えて解決する結果を出しません。
条件が不明なら確認待ちです。これはテレビや電波の検査ではなく、購入前のメモを作る補助です。回答を外部へ送信・保存せず、機器への接続や設定変更も行いません。
家族はテレビから。
自分は、手元でも。
ソニー SRS-LSR200と、MIMIO SOUND MOVE。まずテレビの端子と同時出力を確認し、その後でリモコン一体型か、操作を絞るかを考えます。
このチェックは仕様と希望を整理する補助で、テレビ・通信・設置安全の適合保証ではありません。
01 五つの条件を確認
02 購入前に残る確認
五つの条件を選ぶと、ここに確認事項を表示します。
入力しなくても分かる比較
| 確認すること | ソニー | MIMIO |
|---|---|---|
| テレビのリモコン | 一部機能を搭載。対応確認が必要 | テレビのリモコンを別に使用 |
| 音声入力 | 光/3.5mm音声 | 光/3.5mm音声 |
| 基本の充電 | 送信機兼充電台へ載せる | 送信機兼充電台へ載せる |
| 本体用の電池交換 | 利用者向け手順は今回未確認 | 指定充電池HFR-AA2200X3 |
基本構成:テレビの音声出力 → ケーブル → 電源につないだ送信機 → 無線 → 手元のスピーカー。
テレビとの同時出力はテレビ側の仕様・設定によります。光接続はPCMなどの条件を確認してください。リモコンの操作ができても、無線音声が家じゅうへ届く保証にはなりません。
両機種の標準セットには、送信機と電源アダプター、光デジタルケーブル、3.5mmステレオミニ音声ケーブルが最初から同梱されています。付属のケーブルの長さはいずれも約1.5mです。まずは付属の配線で届く配置かどうかを確かめ、同じ用途のケーブルを誤って二重に買い足さないよう気をつけましょう。[1][8]
商品を選ぶ際は、SRS-LSR200とATMM-SP780TVの型番をしっかり照合してください。MIMIOのホワイトモデルは型番「ATMM-SP780TV WH」、JANコードは「4961310164676」です。旧モデルであるAT-SP767XTVの連続使用時間や付属品の構成を、今回のMIMIOへそのまま当てはめることはできません。[8]
中古品として流通しているスピーカー単体や交換パーツの価格を、新品一式のセット価格と同じ条件として並べて比べないようにしましょう。大切な人への贈り物にする場合でも、事前にテレビの仕様を確認することと、誰が配線を行うかの打ち合わせは欠かせません。
まとめ:テレビと家族の聞き方を確認してから、操作で選ぶ
テレビのリモコンもまとめたいならソニー。今のリモコンは残し、スピーカーの操作を絞りたい、専用充電池の交換にも出番があるならMIMIOを比較します。その前に、接続先と家族との同時出力を確認する順番です。
現在のテレビ本体の音声設定を見直したり、座る位置を少し前に変えたりするだけで聞き取りやすくなるなら、無理に新しい機器を買い足さない選択肢もあります。リビング全体の音響を底上げするサウンドバーと、自分の近くへ音を引き寄せる手元スピーカーでは役割が違うため、目的に合わせて選び分けてみてください。
どちらが大きな音を出すかより、誰が、どこで、どの操作で聞くか。テレビの型番を調べることが、使える一台を選ぶ最初の準備です。
型番とセット内容を確認して購入する
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