道具の比較

FlexiSpot E7とE7Hの違いは?最低高・脚の形・配線収納で選ぶ

FlexiSpot E7とE7Hを、天板込みの最低高・脚の形・配線収納・USB・組立で比較。厚さを足した高さの計算例と、天板の適合条件やセット購入時の注意をまとめます。実機未使用の公式資料比較です。

実機未使用・公式資料による比較
道具の実感。FlexiSpot 昇降デスク。低さと脚の形で選ぶ。E7とE7H。最低高・脚・配線収納。公式資料比較・実機未使用。

電動昇降デスク/低く座るE7か、コの字フレームと配線収納を使うE7Hか

FlexiSpotのE7とE7Hを比較し、「E7で十分か」「E7Hなら座り作業にも有利なのか」「手持ちの天板を使い回せるか」といった疑問を整理します。E7Hは高く上がる一方、最低位置も高くなります。 立ち作業の高さだけでなく、座って使うときの低さも考慮して選ぶことが大切です。[1][2]

実機未使用・日本向け公式販売仕様、両機種の日本語説明書の関連ページを照合|情報確認日:2026年9月16日

対象は国内向けE7〈E7B-JA/E7W-JA〉とE7H〈E7HB-JA/E7HW-JA〉の標準脚フレームです。E7 Pro、E7H Pro、E7 Click、海外版とは区別します。揺れ、音、組立時間、姿勢や体への影響を当サイトで測ったレビューではありません。天板付きの購入セットは、脚だけの出品と分けて確認します。[3][4]

買う前に:58cmと63.5cmは、天板を含まない脚側の公表最低高です。 天板の厚さを加えずに「机上面を58cmにできる」と選ばないでください。キャスターなどで脚元を変更する場合も、標準状態の数字はそのまま使いません。[1][2]

先に結論:低さを重視するならE7。脚の配置と配線収納ならE7H

座ったときの机をできるだけ低くしたい方は、まずE7を検討してみてください。天板や必要な付属品、保証をそろえて予算を抑えつつ、希望の高さを満たせるなら、使わない追加機能のために無理をしてE7Hへ上げる必要はありません。

足元の前側にスペースを広く確保したい方や、標準付属のケーブルトレーを活用したい方にはE7Hが候補になります。ただし、机を低くしたいという希望と、E7Hの最低位置が両立するかは別です。[1][2][4]

スマホでは表を左右にスクロールできます。

比較項目 E7 E7H
公表昇降範囲〈天板を除く〉 58〜123cm 63.5〜128.5cm
脚フレームの形 エの字型 コの字型
高さメモリー 4か所 4か所
操作ロック/障害物検知 あり あり
コントローラーのUSB なし あり
配線用品の主な違い ケーブルカバー マグネット式カバー、ケーブルトレーなど
公表耐荷重 125kg 160kg
脚部の公表重量 約32.3kg 約34.9kg

国内向け資料による仕様表です。耐荷重は掲載値で、天板・荷重の分布をそろえた当サイトの比較試験ではありません。E7の公式楽天表には「天板含まず」の注記がありますが、E7Hの同表には同じ注記がなく、算入条件まで同一とは確定していません。限度に近い構成は販売元へ確認してください。[1][2][5][6][10]

メモリー機能、操作ロック、障害物検知のためだけにE7Hを選ぶ必要はありません。 まずはご自身が使う高さと足元の配置を基準に検討するのがおすすめです。

1.E7Hは5.5cm高くなる。低い机が欲しい人には逆の違い

公表されている脚側の最低高を比べると、63.5−58=5.5cmの差があります。E7Hは上限だけでなく下限も高くなるため、「昇降範囲が上位だから、低い位置にも有利」という比較にはなりません。[1][2]

厚さ2.5cmの天板を使う仮の例

標準の脚元で、天板厚を単純に足すと、最低位置での机上面は次の計算になります。床やアジャスターの調整、組立誤差などは含めていません。

スマホでは表を左右にスクロールできます。

計算する内容 E7 E7H
脚側の最低高 58cm 63.5cm
仮定する天板の厚さ 2.5cm 2.5cm
天板込み最低高の概算 60.5cm 66cm
目標65cmとの差〈目標−最低高〉 +4.5cm −1cm

机上面の高さを65cmに設定したい場合、E7Hの概算最低高(66cm)は希望の高さを1cm上回ります。 この計算例の天板構成では希望の低さに届かないため、価格だけで選ばないよう注意が必要です。

一方、E7の概算最低高が65cmより低いことから、自分の姿勢に合う、足や椅子が当たらない、現物で正確にその高さに設定できる、と保証した結果でもありません。

身長から一律に机の高さを決めるのではなく、まずは普段使っている椅子と入力機器の配置をもとに、必要な天板上面の高さを測って基準にしましょう。天板の高さとキーボードのキー上面の高さは異なる点にも注意が必要です。

キャスターを付ける予定なら、標準最低高の計算を止める

移動しやすくするためのキャスターは、標準の脚元とは構成が変わります。車輪の直径だけを、机が高くなる量として足す方法も取りません。取付後の高さ、適合、荷重条件を別に確認します。E7Hの公式ページでもキャスターは別売りです。[7]

本記事の最低高メモ(計算機能)では、キャスターやかさ上げ部材を使う場合、標準状態の数字をそのまま流用した計算結果は出さない仕様にしています。

2.コの字型は、足元の配置を考えるための違い

脚フレームの形状は、E7が支柱を中央寄りに配置した「エの字型」、E7Hが後方へ寄せた「コの字型」です。机の下の前側に何を置きたいか、足元をどう使いたいかをイメージすると、形状の違いを判断しやすくなります。[3][4][10]

ただし、E7Hのコの字型でも、膝や椅子が当たらない、下にワゴンを置いたまま下げられるとは限りません。 天板の下には支持フレームや配線用品も配置されます。座る位置だけでなく、椅子の肘掛けや足元に置く収納物が昇降範囲に干渉しないかも事前に確認しておきましょう。

机の上を広く使いたいだけであれば、買い替えを検討する前に現在のモニタースタンドや入力機器の配置を見直す方法もあります。現在の机で問題なく作業できているなら、無理に電動昇降デスクを導入する必要はありません。

3.E7Hには配線トレー。E7もカバーは付く

E7にもケーブルカバーが付属しています。一方のE7Hは、マグネット式のカバーに加えてケーブルトレーやクリップ、面ファスナーなども備えています。「配線用品が付属するのはE7Hだけ」というわけではありません。[4][8][9]

電源タップを天板の裏へ置きたい場合は、トレーに出番があります。すでに適合する収納用品を持っているなら、同じ物を買い直す前提にはしません。

ただし、配線をきれいに固定することと、天板を上下させた際にケーブルが引っ張られないようにすることは別問題です。床に置くPC本体や壁のコンセント、机と一緒に動くモニターなど、機器ごとの配線ルートをあらかじめ考えておきましょう。

モニターアームは、トレーとの位置関係も確認する

天板の後ろ側にモニターアームのクランプを挟む場合は、裏側のフレームやケーブルトレーと干渉しないか位置関係を確かめておく必要があります。「耐荷重が160kgあるから、どんな天板にもアームを取り付けられる」というわけではありません。

クランプを取り付ける天板の強度や厚み、裏面の形状を確認する参考として、当サイトのエルゴトロンLXとLX Proの比較も役立ちます。ただし、画面を支えるモニターアームと、机全体を昇降させる脚フレームは別の製品です。E7/E7Hと全アームの組み合わせを確認した記事ではなく、同時購入を求める案内でもありません。[11]

4.USBの有無だけで、ノートPCの給電まで決めない

E7HのコントローラーにはUSBポートが備わっていますが、E7にはありません。手元でスマートフォンなどに給電したい場合に検討したい機能の違いです。[5][6]

ただし、今回確認した国内資料では、E7Hに備わるUSBポートの給電出力や対応規格までは特定できていません。ノートPCへ十分な電力を供給できる、映像を出せる、USBハブとしてデータ通信できる、とは案内しません。

「USB付き」が必須なのか、手持ちの適合充電器を使えればよいのかを分けて考えます。充電器だけが不足している場合に、机全体の買い替えへ誘導する比較ではありません。

5.耐荷重の数字を、揺れない保証にしない

公表値はE7が125kg、E7Hが160kgです。重い機材を検討する材料にはなりますが、天板の強度、載せ方、取り付ける部品の条件まで一つの数字で判断しません。[1][2]

荷重が小さければ無振動という意味でも、160÷125の比率だけ揺れが減るという意味でもありません。タイピング時の揺れが最優先なら、試せる環境で近い高さ・机上構成を確認したいところです。この記事から健康効果や生産性の向上も判定しません。

障害物検知があることを、可動部へ手を入れてよい理由にはしません。 両説明書には、動作中の可動部へ触れないこと、周囲に物を置かないことなどの注意があります。ロックと障害物検知があっても、子どもやペットを含む周囲の確認を省きません。[3][4]

6.天板は「幅が合う」だけでは流用を決められない

公式楽天ページの対応天板の幅・奥行は、両方とも120〜200cm・60〜80cmです。ただし、寸法だけで、手持ちの板が固定できるとは確認できません。材質、厚さ、下穴、裏側の部品や固定位置も照合します。[1][2]

E7Hの厚さ条件には資料間の違いがあります。 商品ページは「2cm以上」、今回読んだ日本語説明書は「18〜25mm」です。片方だけで適合範囲を広げず、購入する天板と脚の組み合わせを販売元へ確認してください。[2][4]

本記事の最低高メモに厚さを入力しても、天板の適合確認が完了するわけではありません。計算例で挙げた厚さ2.5cmも、2.5cm厚の板であれば何でも使用可能という意味ではありません。

また、E7HとE7H Proは別モデルです。メーカーは通常E7Hをフレーム単体で扱い、Pro側とは天板の提供方法などを分けています。Proの配線収納や、E7 Clickの組立構造を通常E7Hへ転記しません。[6][8]

7.脚だけで30kg超。組立・搬入まで含めた総額を比べる

公式楽天の仕様表によると、脚部だけの重さはE7が約32.3kg、E7Hが約34.9kgです。天板や梱包資材を含めた搬入一式の重さではありません。E7Hの取扱説明書でも、重量物のため2人以上での組み立てが推奨されています。[1][2][4]

玄関から置きたい部屋まで運ぶ経路と、天板を裏返して作業する場所を考えます。組立を依頼する場合は、商品選択・地域・日程・作業範囲・料金を購入画面で確認します。

E7Hの楽天候補はタイトルに「組立設置無料」とある一方、本文には「お客様組み立て式」とあります。全注文へ無条件で組立サービスが付くと確定していません。 タイトルだけで予定を立てないようにしてください。[2]

予算を比較する際は、脚+必要な天板+不足する用品+送料+依頼する組立費を合計して考えます。商品画像に天板が写っていても、最安の選択肢が「脚フレームのみ」の場合は、デスク一式の価格として扱わないよう注意しましょう。

今回は、同じ天板・配送先・サービスの決済額を確定できていないため、固定の差額は載せません。すでにE7を持つ人の買い替え費用も、新品二製品の差額ではなく、新しく支払う金額と今の不満で考えます。

まとめ:立つ高さの前に、座る低さを決める

座って作業する際の低さを重視するならE7が有力な選択肢になります。一方、E7Hの最低位置でも問題がなく、コの字型の脚の配置が使い方に合い、配線収納を活用したい場合はE7Hが候補になります。なお、高さメモリーや操作ロック機能は両機種に備わっています。[1][2][5][6]

まずは「座って使いたい机上面の高さ」「天板の厚さ」「床に残す機器と昇降する配線のルート」を具体的に書き出してみてください。 そのうえで必要な天板や、依頼する場合の組立費用を含めた総額を確認すると、希望の高さに合わないモデルを選んでしまうリスクを避けやすくなります。


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天板込み最低高メモの使い方

付属のメモは、標準の脚元を前提にした次の計算だけを行います。

最低高の概算=脚側の公表最低高+入力した天板厚
目標との差=入力した目標の机上面高−最低高の概算

脚元を変更する、または確認していない場合は数値結果を出しません。天板厚が未確認の場合も、標準厚を勝手に補いません。目標高が未計測なら最低高だけを表示します。

小数第2位まで扱い、65.99cmを66cmへ切り上げません。空欄・0・未確認は区別します。計算対象は最低高だけで、最高位置までの範囲、姿勢の適合、床の状態、強度、机下の空間、設置や昇降の安全は判定しません。入力は送信・保存せず、機器へアクセスしません。

購入前の採寸メモ

天板込みの最低高を比べる

座って使いたい高さと、天板の厚さを分けて入力します。判定するのは公表最低高との数値の差だけです。

標準の脚元の場合
E7:58cm+天板厚 / E7H:63.5cm+天板厚

天板の適合、姿勢、最高位置、机下の空間、安全な設置・昇降は判定しません。キャスターやかさ上げを使う構成には、この式をそのまま使いません。

公表最低高の出典:公式店 E7 / 公式店 E7H。確認日:2026年9月16日。購入リンクではなく仕様の確認先です。

出典・確認資料

  1. FlexiSpot楽天市場店:E7 商品詳細。昇降範囲、天板、機能、脚部重量、耐荷重注記を確認。https://item.rakuten.co.jp/loctek/e7b/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9

  1. FlexiSpot楽天市場店:E7H 商品詳細。昇降範囲、機能、脚部重量、組立表記を確認。https://item.rakuten.co.jp/loctek/e7h/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7 ↩8 ↩9 ↩10 ↩11

  1. FlexiSpot:E7B-JA/E7W-JA 日本語説明書。全8PDFページのうち0・1・5・6・7を画像確認(0起算)。印刷ページ7〜12と保証欄など。https://s3.springbeetle.asia/asia/trantor/attachments/JP/E7-2024-pdf1.pdf ↩1 ↩2 ↩3

  1. FlexiSpot:E7HB-JA/E7HW-JA 日本語説明書。全7 PDFページを画像確認。仕様表・厚さ・配線用品・組立・注意事項を確認。https://s3.springbeetle.asia/asia/trantor/attachments/JP/E7H.pdf ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7

  1. FlexiSpot:コントローラーの操作方法。E7対象欄の4メモリー、USB端子なしを確認。操作手順は購入機種の現在の説明書を優先。https://www.flexispot.jp/blog/How-to-operate-the-controller ↩1 ↩2 ↩3

  1. FlexiSpot:E7H ProとE7Hの違い。通常E7Hの4メモリー・USB・配線用品・フレーム単体販売を確認。Pro固有部分は採用しない。https://www.flexispot.jp/blog/e7hpro-vs-e7h ↩1 ↩2 ↩3 ↩4

  1. FlexiSpot:E7H 商品ページ。キャスター別売りの注意を本文確認。動的な仕様表・選択価格の取得には制限あり。https://www.flexispot.jp/e7h.html ↩1

  1. FlexiSpot:E7 ClickとE7の違い。E7のUSBなし・ケーブルカバーあり等を確認。健康効果や時短表現、Click固有仕様は採用しない。https://www.flexispot.jp/blog/e7click-vs-e7 ↩1 ↩2

  1. FlexiSpot公式楽天店:E7H配線用品の画像。トレーとカバーを分けて確認。https://image.rakuten.co.jp/loctek/cabinet/flame-new/e7h/25new/e7h-n8.jpg ↩1

  1. FlexiSpot:E7 商品ページ。エの字型など検索抜粋による部分確認。形状はE7説明書の画像とも照合。https://www.flexispot.jp/e7-set.html ↩1 ↩2

  1. 道具の実感:エルゴトロンLXとLX Proの比較。2026年9月16日に公開本文を確認。https://dougu-jikkan.com/compare/ergotron-lx-vs-lx-pro/ ↩1